KENTEMでは、開発エンジニアを中心に外国人の社員が増えています。現在在籍しているのは、中国・韓国・台湾・ベトナムの国籍を持つメンバーです。

中には、KENTEMへの転職を機に日本に移住した社員もいます。

採用においては、外国人候補者の方にもまずは一度お会いしてみて、カルチャーマッチするか、スキルを発揮できるポジションがあるかを互いに擦り合わせるというスタンスを大事にしています。

また、KENTEM D&Iプロジェクトの「グローバル人材チーム」では、外国人社員向けマナー研修やオフィス内交流会の開催、入社後の個別面談等を実施し、言語や文化の違い等によりオンボーディングの障壁が多い外国人社員へのサポートにも注力しています。

今回は中国から日本へ移住し、KENTEMにて3Dアプリの開発エンジニアとして活躍するTさんにインタビューを実施しました。

日本への移住に至るまで、日本と中国とのギャップや今後の目標についてお話をお聞きしました。

KENTEM D&Iプロジェクトに関する記事はこちらから▶ダイバーシティ&インクルージョン推進(コーポレートサイト)

❓ まずは自己紹介をお願いします。

開発部に所属し3DアプリのエンジニアとしてSiTE-Scopeという製品開発に携わっています。

※SiTE-Scopeは、国土交通省が推進している、新たな建設生産システム i-Constructionへの対応をバックアップするための点群編集ソフトです。

大学卒業後、中国のソフトウェア会社でエンジニアとして2年間勤務していました。中国の会社では2D CADや3D CAD、物理現象のシミュレーションソフトの開発等に携わっていました。

その後来日、日本語学校で1年間勉強した後、KENTEMに入社しました。

❓ 中国の会社を退職し、日本に来た理由を教えてください。

ずっと前から日本で働きたいと思っていました。主な理由は2つ、「日本の文化」と「日本企業の働きやすさ」です。

文化に関しては、中学の頃から日本の漫画を読むようになりました。『ジョジョの奇妙な冒険』は特に大好きな作品です。日本の文化に触れ、詳しくなるにつれて日本が好きになり、日本で暮らしたいと思うようになりました。

また、日本の企業は福利厚生が整っていたり、残業時間削減に取り組んでいたりする等、ワークライフバランスをとりながら働ける環境があるというイメージもありました。

社会人になってから独学で日本語能力試験N1(最上級)を取得し、ある程度貯金もたまったところで移住を決心、名古屋の日本語学校へ願書を提出しました。

❓ なぜ転職先としてKENTEMを選んだのでしょうか。

高校生のとき、世界的にも評価が高い日本の建築家「安藤忠雄さん」に憧れたことがきっかけで建築の分野には高い関心がありました。大学の専攻はソフトウェア開発でしたが、安藤さんの影響で建築の道を志したこともあるほどです。

そのため元々建設業への興味も高く、また、前職の3D CAD開発等で培ったスキルも活かせると思いKENTEMを選びました。実際、現在のプロジェクトにもかなりスムーズに合流することができたと思います。

❓ 日本企業で働くのはKENTEMが初めてだったと思います。中国と日本、働く上でどのようなところに違いを感じましたか。

一番感じたのは「上司や先輩方との距離感」です。

中国ではビジネスであっても人間関係がフラットなことが多いと思います。実際に前職では社内の上下関係はほとんどなく、年齢や社歴、役職に関わらず友達のように接しても失礼にならない雰囲気がありました。IT企業だったので特にそういった風土が強かったのかもしれません。

今は徐々に慣れつつありますが、最初は組織内での上下関係や上司や先輩との接し方について戸惑いました。

❓ KENTEMの社員はどんな人が多いですか。

同じ開発チームのメンバーは、まさに「ギーク(geek)」という感じで、技術自体が好きでいつも技術の勉強を続けているような探求心が強い方が多いです。みんな面白く優しいですし、メンバーとの相性も良いと思います。

また、入社して間もない頃にはランチ交流会が実施され、オフィスのメンバーと一緒にランチを食べました。普段仕事では関わりのないメンバーとも交流できる良い機会だったと思います。

❓ 仕事以外でのギャップはありましたか。

ずいぶん前から日本の新聞やSNSを見ていたため、そこまでギャップを感じることはありませんでした。

強いて言えばスーパーで買える野菜が少ないことですね…(笑)中国のスーパーは様々な種類の野菜を取り扱っていますが、日本では買えないものが多いです。その分日本ならではの食材もあるので、そういったものを使って料理を作る楽しみもあります。

❓ かなり日本語がお上手ですが、どのように勉強しましたか。

日本語を勉強し始めたのは大学生の時です。選択科目として日本語の講義を受けていました。大学在学中に日本語能力試験のN1に挑戦するも合格できず、就職後は独学で勉強を続け合格することができました。

ただ、読み書きはできても会話において十分に使いこなすことはできず、来日後1年間は日本語学校に通いました。そうしてようやく会話もビジネスレベルまで上達させることができました。

時間はかかりましたが、「必ずできる」と信じて勉強を続けていました。

❓ 今の仕事のやりがいについて聞かせてください。

お客様よりいただいた製品のフィードバックにこんな声がありました。

「KENTEMの製品を導入したことで業務が効率化され、定時に家に帰り娘と過ごせるようになってありがたい」

これほど業界への影響力の高い製品に携われている、建設業の課題解決に貢献していると実感しながら働けることが充実感につながっていると思います。

「建設業で働く方々の幸せ」が私のやりがいです。

❓ 最後に今後の目標を教えてください。

今後は技術だけでなく、コミュニケーションやプロジェクト管理のスキルも身に付け、管理職に挑戦したいと考えています。

私の長所は、コミュニケーションスキルと分析力です。それを発揮して、プロダクトの成長に欠かせないプロダクトマネージャーの道へ進みたいです。

あとがき

学生時代から抱いていた「日本で暮らしたい」という想いを叶えるために、中国で働きながら独学で日本語を勉強、20代という若さにして移住を決断したTさん。強い想いを持ち続けなければ成し遂げられなかったことだと思います。

また、困難に直面した際、自分を信じて前向きに乗り越えていく姿勢がとても印象的でした。

Tさんの他にもKENTEMでは様々なバックグラウンドを持つ外国人社員が活躍しています。

現在は日本にお住いの方が対象となりますが、国籍問わずご応募を歓迎いたします。

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